使用方法と加工仕様

背景幕の設営方法は、撮影の規模やスタジオの規模によって異なります。

専用の背景幕は、様々なシーンに対応した製品仕様になっております。

カーテンといえば(カーテンフックタイプ)

カーテンレールさえあれば設置可能であり、大規模スタジオから小規模スタジオまで幅広く使用されている仕様です。

使用していない場合はカーテンを閉じるようにまとめ、使用するときだけ開くといった使い方になります。

小規模〜大規模までの常設スタジオで最も取り入れられている仕様になります。

※カーテンフックの強度に限りがありますので高さは3.5m以内推奨。

 

クロマキーカーテン

紐で結ぶ(チチ紐タイプ)

常設または、屋内外の大規模撮影で多く使用されているタイプです。

高さが3.5mを超える大型の背景幕では重量がかなりの重さになりますので、その際にはほぼ一択と言っていいほどこちらの仕様になります。

紐で結ぶというシンプルな使用方法なので、場所を選ばない汎用性の高さがあります。

ポールを通す(ポール通しタイプ)

ポールを使用する最も簡易的な仕様になります。

撮影のたびにスタンド&ポール等を使用し設営する必要性がありますが、使用しない場合は全て撤収可能ですので、撮影頻度がそこまで多くない場合に適しています。

※なお、幕サイズが大きいとポール自体入れにくくなってしまいますので要注意です。(推奨は3m以内)

ご自身で自由に(加工なし)

加工なし=おり縫いで仕上げた加工方法です。

上記仕様のような目的に沿った加工がないので。費用は抑えめにできます。

※設営にはクランプやピンチ等をご用意していただく必要があります。