カーテンタイプの背景幕By promasu / 2024年10月8日 近年では、オフィスの一室を撮影スペースにできる事で大人気のグリーンバックのカーテンタイプですが、元々はCM撮影や映画撮影を行なっている大型スタジオでの導入も進んでいました。これまではスタジオといえばホリゾントのイメージが強かったですが、メンテナンス性、予算感、容易な背景チェンジと、汎用性の高さからか、ここ10年ほどで布製の背景幕に置き換わりつつあります。また、カーテンレールさえあれば、すぐに取り付けられるとういう手頃さが昨今の主流の要因になっていると感じられます。 ─メリット─ スペースの有効活用 スタンドやポールなどでスタジオ環境をセッティングする方法は、機材が増える分、場所の有効活用ができなくなります。カーテンタイプであれば、スペースの有効活用ができます。 L字やコの字型も可能 カーテンタイプの最も優れた点とも言えるのが、コーナー型のカーテンレールを使えば、容易にL字型(2面)、コの字型(3面)の撮影背景ができるという点です。1面+1面だと、角部分がどうしても影になってしまいますが、コーナー型カーテンレールでRをつける事で、影がでにくくなり、1枚物で済ませられます。 設置や交換が楽 カーテンレールさえあれば、従来のカーテンと同様に、カーテンランナーにカーテンフックをはめるだけになります。 2連レーンで背景チェンジを簡単に カーテンレールは1連だけではありません。複数レーンにする事で、背景チェンジをより容易にすることも可能です。グリーンから黒や、グリーンからブルーへといった撮影シーンに合わせての背景色のチェンジも容易にできます。 ─デメリット─ 内装工事が必要 カーテンタイプはカーテンレールがあってこそ成り立つものになりますので、カーテンレールの設置工事が必要となります。<注意>当社ではカーテンレールの設置工事は行なっておりません。 高さと重さの注意 カーテンフックはプラスチック製の物を採用しております。高さが4m以上になりますのと、カーテンフック部分に強い力がかかりますので、その場合はカーテンフックではなく、紐縫い付けタイプを推奨させていただいております。